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バリカン購入してセルフカットに切り替えたら、意外といけるものだと気づいた

今週のお題「買ってよかった2021」

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2021年、私が買って良かったものと言えば、なんといっても「バリカン」だ。

 

元はといえば、日々の生活にかかるお金を減らして、仕事に縛られないより自由な生き方を模索することが目的で、節約生活を始めたのがきっかけだった。

 

購入したのは、フィリップス社製のバリカン、「Hairclipper series 3000」。購入時は3,588円だったが、今はもうちょっと安くなっているようだ。それと、補助用のすきバサミを1,100円で購入した。

 

これまで髪のセルフカットなんて40年間全くやったことがなく、散髪はいつも美容室に行っていた。

 

でも、ある時ふと気が付いた。

 

20代の頃から服装も髪型も割と無頓着な私は、いつも美容師さんに「前回と同じくらい、適当に短くしてください」「なんか2カ月分くらい伸びたんで、同じ分くらい切ってください」などと、めっちゃ雑なオーダーしかしていなかった。完成後、鏡を見せられても、「オッケーっす!」意外言ったことなし。

 

いや、これなら自分でも出来んじゃない? と思い、YouTubeセルフカットのやり方のお手本を探しながら、はじめは本当に恐る恐る、トライしてみた。

 

鏡の前に新聞紙を敷いて、バリカンを「13ミリ」にセット。正座して土下座みたいな姿勢になって、まずは襟足から、ヴィーン。もみ上げ部分も、ヴィーン。

 

あれ、出来た。後頭部とサイドを、まさに羊の毛皮を刈るみたいに適当に刈っただけだけど、見た目は美容室行ったのとそんなに変わんない。

 

次いで、バリカンを「11ミリ」とセットして、襟足、もみ上げの下のほうをさっきより短く刈る。同じ要領で、最後は「9ミリ」にセットして、襟足、もみ上げの下端をもっとも短く。なんとなく、上から下に滑らかに短くなっていくようにセットした。

 

さらに、これまでの工程でタッチしていなかった前髪や頭頂部は、すきバサミで適当にジョキジョキ。

 

完成! ここまで、約15分くらい。

 

さすがに、美容室に行ったよりは刈り上げ部分に段差があったりして、見た目は劣る。でも、まあ普通に生活する分にはまったく違和感ないレベルだ。

 

めっちゃ異性にモテたいとか、自分は見た目が命だ、という人にはおススメしないが、自分のように見た目に無頓着な人間にとっては、これで十分だと確信した。

 

あれから1年、2カ月に1度くらいセルフで髪を切り、美容室には1度も行っていない。セルフカットもだんだん慣れてきて、今ではほとんど鏡も見ずに、適当にヴィーン!とバリカンを当てておしまいだ(たまにちょっと失敗もしているが……まあまたすぐ伸びてくるし、大丈夫)。

 

ちなみに、これまでは毎回、カット1回4,000円くらいの美容室に月2回くらい通っていた。年間約24,000円。これが、初期投資のバリカンとすきバサミ代5000円程度で以後いらなくなったんだから、なかなか節約効果も高いんじゃないだろうか。

 

もっとも、セルフカット派が増えすぎると、街にあふれかえる美容室は商売あがったりになってしまうだろうし、自分としても美容師さんとのたまの雑談は地元の噂も収集できて、それなりに有意義だった。

 

だから、これはあくまでも、「この先、もしお金が足りない状態で暮らす時期に遭遇したら、美容室に行かなくても全然大丈夫だ」という安心を得るための実験だ、と考えている。しばらくはセルフカット生活を続けるけど、気が向いたり状況が変わったら、いつでもまた美容室には行こうと思っている。

 

【私が購入したバリカンはこちら】

 

unibiriyani.hatenablog.com

 

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